今日はちょっと暗い話

精神的な虐待を受けているとき、それがごく身近な人の場合、たいていの場合、虐待は一番身近な人から受けるものですが、虐待を受けている人は加害者をかばう。

虐待と同時に受ける愛情というか庇護が、わかちがたく表裏一体になっているから。

ママにひどいことを言われても、ママは私のことがものすごく好きなんだ。

私だってものすごくものすごく好きだ。

ママはたぶん辛かったのだと思う。

いろんなことに一人でママは向き合っていたから。私に当たったりすることで、ママは精神を保っていたのだと思う。

ママは某宗教団体に入信して熱心な会員だった。

だから、家には平日ほとんどいず、頒布会やら、勧誘やらに行ってほとんど家にいなかった。

だから家事は夕方家に帰ってきてから。

忙しそうだった。子供の世話、家事、会員としての行動。

その分働いていれば、もちろん稼ぎはあっただろうけど、母は、働いてお金を稼ぐことは悪だと思っていた。もちろんそれは、宗教団体の洗脳だったんだろう。

まだ、母はその洗脳から解けていないけど。

忙しくて、お金もなくて、倫理観は厳しく、父に歯向かうことは宗教団体の教えに反し、あとは自分に厳しくするのみ。

でもそんなの続くわけない。

だから、だんだんそのストレスの解消先は私に向いたんだろう。

大人になって、母から離れた今、私にはよくわかる。

私を失った母の矛先は私の妹になったと、後々妹から聞いた。

妹は、それまで、母のことを全く違う性格だと思っていたらしい。

私が家を出た後、母の矛先が自分に向けられて初めて、私の気持ちがわかったと泣きながら伝えてきた。

私も妹も泣きながら抱き合った。

今でも母は、外からは理想の母親として、毎日を過ごしている。

母のことは愛している。今でも。

でも一緒に暮らすことだけは、私は一生逃げる。それが自分の権利だと思っている。